イングランド出身のヘヴィメタルバンドであるIRON MAIDEN(アイアン・メイデン)は、世界で最も著名なHR/HMバンドの一つとして日本国内でも定期的に来日公演を行うなど、日本でも高い人気がある特徴を持っています。IRON MAIDEN(アイアン・メイデン)は1980年に活動を開始してから、現在でも精力的に活動している特徴があり、2021年9月には6年ぶりとなる新スタジオ・アルバム『SENJUTSU』を発売することを決定しています。スタジオ・アルバムのリリースは2015年に発売された『TheBookofSouls』以来となり、今作で通算17作目となります。
今回発売する新アルバムのタイトルであるSENJUTSUとは、日本語の「戦術」に由来しており、スティーヴ・ハリスのアイデアを元にしてマーク・ウィルキンソンがサムライをテーマにしたカバーアートワークを手掛けました。
新作アルバム『SENJUTSU』には、最近リリースされたシングル「TheWritingOnTheWall」を含む10曲が収録されており、前作と同様にCD2枚組でアナログレコードは3枚組で収録時間は82分弱となっています。通常版に加えて、2CD+Blu-rayに様々なメモラビリアを封入しているスーパー・デラックス・ボックスセットも販売される予定です。
今回の新作についてスティーヴ・ハリスはインタビューで、今回もフランスにあるウィリアム・テル・スタジオでレコーディングで録音したことを語っており、非常にリラックスしたヴァイブを持つ場所で、IRON MAIDEN(アイアン・メイデン)にとって必要な物が全て揃っており素晴らしいアコースティックなサウンドを得ることが出来たと、満足のいく作品を作り上げられた充足感を感じていると語っています。
今作の『SENJUTSU』では、前作と同様に曲を作り、リハーサルを行って新鮮なうちにそのまま演奏しレコーディングを行うといった方法を採用しており、収録されている曲の中には非常に複雑な楽曲が含まれていることもあり、思い通りのサウンドに仕上げるためになかなかハードワークが必要であり、制作時は常に挑戦的なことも行いつつも努力した甲斐もあって納得のいく一枚が出来たので多くのファンに聴いてもらいたいと語っています。
ブルース・ディッキンもバンド全員が仕上がりにとても興奮していて、2019年から始まったツアーの合間を縫ってレコーディングを行うなど、ツアーを最大限に活用しリリースまで長い準備期間を設けたことで、素晴らしいカバーアートや特別なビデオを準備することが出来たと語りました。