マキシマムザホルモンは東京都八王子市で結成された日本のヘヴィメタルバンドです。現メンバーは個性的な4人が揃っているので、その概要を紹介します。マキシマムザ亮君は、ギターとボーカルを務めています。多くの楽曲の作詞・作曲を担当しており、マキシマムザホルモンのミュージックは、この人の感性で決まっている部分が大きいです。影響を受けた音楽は、システム・オブ・ア・ダウンやパンテラなどロック系です。風呂と入浴が嫌いで、冬でも便所サンダルを履いています。漫画やゲームに関する情報を発信することもあり、オタク寄りのロックファンから熱い支持があります。
ドラムのナヲはマキシマムザ亮君の姉で、グループ内最年長です。2児の母でもあるため、出産をするときにはバンドを休みました。女性の声が必要な楽曲では歌うこともあります。ドラムを叩きながらのシャウトもしますが、普通に歌うときの声はクリーンです。いすゞ自動車のCMで歌だけの出演もしており、ロックに興味がない人でもナヲの歌を聴いたことがあるかもしれません。
ボーカルのダイスケはんはオリジナルメンバーです。他の3人は関東地方出身ですが、ダイスケはんは香川県出身で、大学入学のタイミングで東京に来ました。ディストーションボイスやデスボイスを使うため、ヘヴィメタルらしいサウンドにすることに貢献しています。しかし喉に負担がかかり、声帯嚢胞になった経験があります。他には頸椎椎間板ヘルニアになり、バンドが休止してしまったこともあります。
ベースの上ちゃんは世界が注目するロックバンド、レッド・ホット・チリ・ペッパーズの熱狂的支持者です。ベースのフリーの影響を大いに受けており、スラップを多用するプレイスタイルです。あまりに好きすぎてその奏法にメンバーから苦情が出るほどでした。全身にタトゥーを入れていて、タトゥー専門誌の表紙を飾ったことがあります。
マキシマムザホルモンは2000年にデビューし、5枚のスタジオ・アルバムを発売しています。1枚目の耳噛じるのオリコン最高位は291位ですが、5枚目の予襲復讐はオリコン3週連続1位を獲得しました。活動するにつれて存在感を高めてきたバンドといえるでしょう。
2019年にバンドのフランチャイズを始めたことで、音楽業界の話題をさらいました。バンドメンバーを集め、本店であるマキシマムザホルモンの楽曲を自由に使用できるというものです。2号店は栃木県を中心に活動しています。