ロックバンドのサカナクション(Sakanaction)が、2021年10月に大型プロジェクトについて発表しました。アルバム2作に渡る新たなプロジェクトが始動することを発表し、多くのファンが注目することとなったのです。第1章「アダプト」と第2章「アプライ」の2作で構成されることとなっており、日本語に訳すとアダプトは適応、アプライは応用となります。アダプトでは新型コロナウイルス感染症が拡大する中、ミュージシャンとしてどのように適応していったのか、これから適応していくのかを表現すると発表しました。
応用は、そういった作品や活動を経てこの時代にどう応用していくのか表現することになっています。既にレコーディングが始まっており、リリース日や作品詳細は随時発表するそうです。同時に、このプロジェクトの先行オンラインライブが行われることも分かっています。11月20日と21日に「SAKANAQUARIUMアダプトONLINE」が開催されるので、ファンはもちろんですがこれからの音楽業界に注目している人も必見です。
実は前作の「SAKANAQUARIUM光ONLINE」でも、サカナクションはオンラインならではの表現を実現しました。今回は前作で用いた表現なども使いつつ、アダプトというコンセプトでオンラインライブを行うことが分かっています。12月からは全国アリーナツアーがスタートしますが、「SAKANAQUARIUMアダプトTOUR」というタイトルも発表されました。2005年から活動しているサカナクションは、山口一郎・岩寺基晴・草刈愛美・岡崎英美・江島啓一の男女5人のメンバーで構成されており、オルタナティブロックやインディーロック、J-POPなどのジャンルで活躍しています。バンド名には変化を恐れずやっていこうという意味が込められており、実際に今まで色々な新たな取り組みを行ってきたという経歴があることを知っておくと良いです。これまでにも独自のコンセプトや新たなコンセプトを打ち出しており、新たな時代を対象にどのような表現を見せてくれるのか多くの人が注目しています。
まだ他のアーティストが実現していないようなユニークな表現が、オンラインライブや全国ツアーにて体験できることが予測できるでしょう。発表された大型プロジェクトはロックバンドファンが楽しむだけにとどまらず、音楽好きな人々全てに影響を与えることになるかもしれません。