日本で人気のヘヴィメタルバンドを示します。まず1つめは世界中のヘヴィメタルバンドに影響を与えたLoudnessです。1981年に高崎晃と樋口宗孝によって結成されました。5枚目のアルバムがビルボードのアルバムチャートで74を獲得し、マディソン・スクエア・ガーデンの舞台に立った実績があります。2008年にドラムの樋口宗孝が死去しますが、新たに鈴木政行を迎えて活動を続けています。2022年も国内ツアーを展開しており、生きる伝説のショーを堪能することが可能です。 2つめの人気バンドはマキシマム・ザ・ホルモンです。結成は1998年、東京都八王子市です。
フロントマンのマキシマムザ亮君は結成当初は所属していませんでした。システム・オブ・ア・ダウンの影響を感じられる楽曲も多く、上記のLoudnessとは違った雰囲気があります。ボーカルはデスボイスとクリーンボイスが使い分けられています。メンバーに漫画やアニメの愛好家が多ためか、アニメとのタイアップが多い傾向があります。マキシマムザ亮君の食生活や風呂嫌いなど、笑えるエピソードが多いことも魅力です。 3つめはダンスユニットのBabymetalです。アイドルとメタルの融合を目指したユニットであり、結成当初は3人グループでした。ダンサーが1人脱退したため、メインボーカルとダンサーの2人で活動中です。
アイドルをしていたボーカルの歌声を気に入ったプロデューサーが、メタルサウンドと合わせれば商業的な成功を収めると読んで結成されました。世界でも特異な存在であり、レッド・ホット・チリ・ペッパーズなど世界的なミュージシャンの前座を務めた実績があります。日本のみならず世界のアイドルファンをヘヴィメタルに引き込んだ功績を称えるメタラーは少なくありません。バックを務めるのは大村孝佳や平賀優介、青山英樹など実力者ばかりです。メンバーの可愛らしさだけでなく、本格サウンドも魅力の一つです。 最後はLoudnessとならび、日本のメタルシーンの重鎮とされるAnthemです。1985年にデビューし1992年に一度解散しました。2001年に再結成してから現在まで活動しています。16枚のオリジナル・アルバムを発表し、数々のミュージシャンに影響を与えました。2022年3月現在もレコーディングを行っており、メンバーの森川之雄と田丸勇はTwitterで最新情報を発信しています。音楽に対するストイックな姿勢がチェックできます。